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SAROMAN BLUE 鈴木健司

SAROMAN BLUE 鈴木健司

09チャレンジ富士五湖112キロ完走記第1章

今回実質4回目となるチャレンジ富士五湖112キロ。学生の時117キロに挑戦したが、85キロの本栖湖を周り切ったところでリタイアした。そして・・・精進湖からなんとかペースアップしたが、80キロ付近でダメージが大きく97キロまで進むものの制限時間で収容された昨年。

今年はリベンジの年!ウルトラマラソンクリニックを開催している以上、リタイアは許されない。2回のクリニックと15キロのランをきっかけに、帰宅ランで調子を上げていった。

レース前日は例年と違い、河口湖に朝9時に到着したものの、販売応援の必要がないと言うことでコースの下見に出掛けた。北麓公園~山中湖~河口湖~西湖~精進湖~本栖湖と抜け、本栖湖の周回は自分だけなので見たくない気持ちもあり駐車場で折り返した。

午後1時からはブースの手伝いを。雨もひどく気温も低かったので、カラダがとても冷えてしまった。撤収作業まではせずに16時過ぎにホテルに向かった。昨年の教訓を生かして、脂っこい食事は避けるようにした(トイレ回数が増えた為)。それでも量を食べたかったのでみんなでバーミヤンに行き、定食とラーメンと餃子を食べた。お風呂に入り、21時には布団に入ることができた。

翌日の起床は2時50分。しっかり睡眠を取って明日に備えよう。

当日の朝。前日バケツをひっくり返したような雨は上がり、気温も低くない。予報にあった風も穏やかで、ジャケットもいらない感じだ。レーススタートは4時30分。駐車場に3時30分に到着し、体育館で着替えの準備を行う。

今回のスタイルを記しておこう。毎回ほぼ変わらない状況になっているが、いつものトレードマークのニコちゃんバンダナに、アンダーにはアシックス肩バランスアップアンダーを。そして兎虎BBQの2XUTシャツにアームウォーマーを着用。下はアシックスコアバランスインナーパンツにCWXプロモデルロングタイツだ。ソックスはもちろんシルクソックス!シューズはNBのMR966を履いた。
スタイル

しかし失敗したことが!スーパーフィートの購入を忘れてしまい、仕方なくブラックのスーパーフィートをシューズに入れたところ・・・幅が合わず見事に棚落ち状態に・・・なんとか踵で合わせ、ズレにくいようにした。

もう一つはモンベルのULジャケットが見つからなかったこと・・・4月のウルトラマラソンクリニックで持ち運んだが、その後家の洗濯機に入れた覚えがあるもののない!仕方がないので、アシックスの愛用のクロスジャケットを用意した。ジャケットに関しては朝の気温からして前半は必要ないと判断!本栖湖に預け後半の気候によってピックアップを判断することにした。

後半のスタイルは、肩バランスの下にXFITHOTのロングスリーブを重ねた。結局ジャケットは腰巻きにして本栖湖をスタートした。

ウエストポーチの中身はかなり吟味して最高の組み合わせになったと自負している。

エネルギーの主力にはカーボショッツ!こちらはフラスコに3本入れてさらにベスパハイパーを混ぜる。このフラスコを2本(1本は後半用)。そしてカーボショッツの味の変化にワイルドビーンを4本(2本は後半用)。

お腹に貯めるアイテムとして、ベスパオーガニック2つとパワーバーを1本(8等分にして2回分)。

さらにミネラル対策にスポーツミネラル2袋。

そしてクリニックなどでは仕入先の状況が不安定だったのでご紹介できなかったが、アート鈴木の必須アイテムオキシショットを100mlに移し替えて2本(1本は後半用)を詰め込んだ。

プロテイン+グリコーゲンリキッドは着替えの49キロと68キロに預けた。



ではレースを振り返ってみよう。

午前4時30分スタート!昨年は準備に手間取ったので、今年は余裕を持ってスタートラインに並ぶことができた。100キロ参加の仲間やお客様と写真を撮り、気持ちを盛り上げていった。
スタート前

いざスタート!明るくなり始めた空を見上げると正面に富士山が見える。一日天気は良さそうだ。2キロも行かないうちに下りに入るが、ここはしっかりマイペース。

周りに流されないようにVanさんと並走。やはり例年通り全体的にペースが速い。約400名のランナーが走っているが、後方1/4の位置取りで6分半ペースだ。シューズとインソールの棚落ちが若干気になるが、集中すれば違和感も感じない。いずれ問題なくなるだろう。なるべく他の事を考えるようにした。

5キロ 32分12秒
富士山5キロ過ぎ

下り中心だったので許容範囲だ。給水ではリズムを重視でパス!まだまだ5キロですから。その先に国道を渡る信号があり、赤になるのが見えたので歩き、富士山の写真を撮る。この先道が狭いこともあり急ぐことはない。

忍野八海の入口までの数百メートル国道添いを走るが、すぐに脇道に入り山中湖を目指す。山中湖で15キロなので、1時間ちょっとの計算だ。高低差としては山中湖が高い位置にあるがさほど急な登りが続くわけではない。5キロ刻みで通過ラップだけ気にすることで、距離の経過も気にならず走ることができる。

10キロ 1時間03分29秒 31分17秒

ここはファナック通りにあるエイド。ここでは本店の時によくご利用して頂いたOさんがボランティアをしていた。骨折してしまい、今回は不参加。ボランティアご苦労様です!1時間を経過したのでカーボショッツを1本。眠気覚ましのワイルドビーンだ。カフェイン入りの為、乳酸分解などにも効果があり、コーヒー味なので朝にはピッタリだ(笑)。特にカフェインには利尿作用があるが、運動時には抗利尿ホルモンが分泌されるので、トイレが近くなることもない。こまめなエネルギー補給でペースダウンを防ぐ。

前日の下見のおかげもあり、コース全体をイメージしやすくなっている。山中湖が近づくにつれて風が少しずつ出てきた。まだカラダを冷やすほどのことはないが、これが後半になって影響があるだろう。
山中湖入口山中湖到着!

山中湖に到着するとまもなく15キロだ。しかしトイレに行きたくなってきた。これは毎年の事。昨夜の大量の夕飯をここで処理しておかなければ!(笑)山中湖の湖畔にはトイレがたくさんある。2つ目のトイレに入るが、一歩違いで2つある洋式トイレが埋まってしまった・・・。休憩と考えストレッチをしながら待つこと5分・・・。以外と長かったけど空きました。自分の所要時間は3分少々・・・気持ちもスッキリ!!カラダもスッキリ!!さあスタートだ!!そして15キロへ到着。

15キロ 1時間43分30秒 40分01秒

トイレタイムに約8分と言うところで走るペースは変わっていない。これでOK!20キロの計測でペースを確かめれば問題ない。15キロを前に30分遅れでスタートした100キロランナーが追い抜いて行った。昨年よりもハイペースなようだ。この富士五湖は追いかけられる展開なので、自分のペースは遅くないのに、どうしても急かされてしまう。前半オーバーペースになりやすいのもそういったのが原因だ。

湖畔の賑やかな所を抜けると細かいアップダウンが続く。全く平坦よりも変化があって走りやすいコースだ。気温の表示があった。9℃だ。体感はそれほど寒くない。風も強くないので汗ばむくらいの陽気となっている。
撫岳荘前

そして18.1キロ撫岳荘前のエイドに到着。こちらにはお吸い物があり、汗で出てしまった塩分を補給することができた。また温かい飲み物がカラダに嬉しい。するとそこへ、昨年途中まで一緒だった安田さんが登場!!朝3時に電話を頂きすでに駐車場に入っていると言うことだったので当然前を走っているだろうと思っていた。『6分遅れでスタートです・・・準備に手間取っちゃって!』表情はかなり険しい・・・。『今年は先に行ってますよ!追いついてくださいね。』

しばらく進むとコースが変わり、サイクリングロードへと抜けるコースになっていた。昔より整備されて走りやすい。そして20キロに到着!!

20キロ 2時間16分56秒 33分25秒

エイドを含めての時間としては問題ない。カラダも動いているし、足の違和感などはまったくなかった。この先、ママの森付近で山中湖最大の登り坂がある。距離にして1キロもないが、ここをしっかりペースを刻めるかも、体調を把握する上でポイントだ。頂点にエイドもあるので、しっかりと腕を振って到着。2時間を経過したのでカーボショッツをフラスコから摂る。そしてさらにオキシショットを注入した。

後ろから来る100キロランナーの中には知り合いの方がたくさん!みんなこの辺りで先に行くということはキロ6分を切るぐらいのペースですね。湖畔に戻るとサイクリングロードを走るようになる。昨日の下見では道路の水溜まりが、ランナーの走る方へ飛び散っていたが、すでに水は引いてその心配はない。
100キロあけみんさん山中湖終了

富士山がまた正面に廻ってきて、少し雲に隠れているけど気持ちも晴れやかになる晴天!そして25キロに到着。まもなく山中湖ともお別れ。

25キロ 2時間50分35秒 33分39秒

まだまだ余裕はあるけれど、なかなか貯金が貯まらない・・・。トイレを考えると50キロの5時間50分以内は微妙だなあ・・・。まずは30キロまで様子を見よう。

山中湖を離れ27キロの脱ぎ捨てポイントに差し掛かる。こちらで預けるにはナンバーを書いて袋に入れなければならない。風も一層強くなっているので、毎回のことだが横目に見てエイドだけを利用した。

国道まで戻る道は車も少なく下り坂。30キロ手前にあるトイレに駆け込み、用を足す。

30キロ 3時間23分42秒 33分07秒

この先のエイドは国道の信号手前。その先は富士急ハイランド近くのおにぎりエイドだ。貯金は7分程度だが、ペースも安定している。再びカーボショッツを摂取!併せてオキシショットも流し込んだ!

基本的に並走して走ることはあまりない。エイドに到着すると後ろから追い付いてくるお客さんに声を掛けられ、先に行かれてしまう。エイドでの会話も楽しく、今回は抜き際に『アート鈴木さんですよね?ブログいつも見てます!』の声が多く嬉しくなった。
お客さんお客さん

国道に戻ると道幅が狭くなり歩道の段差が走りにくい。また信号もあり、交通量も増えてくるので立往生も出てくる。ここからは池袋店に準備に来てくれていたお客さんと一緒に縦列で走りだす。

浅間神社を過ぎると72キロランナーが合流し、ますます渋滞が激しくなる。その中にもお客さんを発見しては『鈴木さん、いまどこにいるの?』『池袋なんです!よろしくお願いします!』の会話が続く。

35キロ 3時間59分10秒 35分28秒

信号待ちも数回あり35分をオーバーしてしまった。しかし、ペースを上げることはしない。まだまだ貯金はあるのだから!そして待ちに待ったおにぎり&味噌汁エイドだ。

いつもランナーを楽しませてくれるお兄さんに会いたかったのだが声がしない。見るとランナーがたくさん集中するおにぎり&味噌汁コーナーで黙々と作業していた。なのでこちらから『このおにぎりってノリコさんの握ったやつですか?(笑)』と聞くと『そう!良くご存じで!俺のおふくろノリコが握った握り飯だよ!50キロくらいになったら、ノリコを思い出すよ!味噌汁も美味しいよ!あの頃を思い出すよ!』と、エンジンが掛かったようだ!

3年前からこのお兄さんに出会い元気を貰っている!ちょっとしたことなのだがボランティアの方の気遣いが嬉しい!ありがとうお兄さん!
おにぎりエイド先信号待ち後ろ振り返る

国道を離れ河口湖大橋に向けて信号を渡る。この先は歩道も広くなる。72キロ・100キロランナーが元気なため、キロ7分で走っても置いていかれる状況だ。しかしペースが遅いわけではないので、流されず走る。

40キロ 4時間36分59秒 37分48秒

おにぎりタイムを考慮して許容範囲。トイレ休憩はまだ考えなくて良いので、次の5キロで35分以内を刻めるはずだ。そして河口湖大橋に差し掛かる。この付近には楽天ブログの方々がいそうだなあ?と思ったらやっぱりいた!知っている方の応援は力になる!まだ朝の9時頃だというのにありがとうございます!

河口湖大橋にはオールスポーツの撮影ポイントがある!富士山をバックに撮ってくれるのだ。こんな写真!
河口湖大橋

この先河口湖は自分的には苦手な所。幾度もある湖畔のコーナーを行けども行けども景色は変わらず・・・考え方として着替えエイドが50キロ地点なので、約9キロ×7分だと1時間で終わると切り替え、景色は楽しまず集中した。

エイドには欲しいものがなかったので、カーボショッツとオキシショットに加え、パワーバーを一切れ食べてお腹を満たした。暑さでくっついていたが、バー状で食べるよりは食べやすく携帯もしやすい。

フルマラソンの表示はないが大体5時間くらいの通過。45キロの表示は右側に出ているのを下見で確認していたので、そこでペースを確認しよう。

45キロ 5時間11分10秒 34分11秒

あと35分頑張れば河口湖も終わり、そして1つめの着替えエイドにはスペシャルドリンクを用意している。気温も上がってきたが、風が段々と強くなり汗はすぐ乾いてしまう。

昨年立ち寄ったトイレを横目に見ながらペースを刻む。今までトイレは2回。この先は西湖の終わりにあるトイレに駆け込むのがいつものパターンだ。足和田ホテルが見えてくるとまもなく峠だ!

いつ来ても長く感じる。そして先は急だ。直線の先にある小学校まで走り切るぞと思う気持ちと裏腹に、あの横断歩道までかな?と弱気になる。歩いても走っても変わらない速度だが、時計に目をやると5時間50分を過ぎていたので、なんとか走り切り西浜小学校に到着した。

50キロはこの少し先。このエイドには荷物を預けているが、中身はスペシャルドリンクだけだ!

時刻はまもなく午前10時30分。6時間も走っているのにまだ朝だ(笑)。

10キロのエイドでお会いしたボランティアのお客さんと再会!『まだ余裕ですね!』『いやいや、キチキチです。』他にもサロマ湖参加のアキラさんやたくさんのお客さんなどにも会うことができた。

スペシャルドリンク、今回は2回分。49キロと68キロに用意した。ここから先は57キロにうどん、本栖湖68キロにも充実したエイドがあるので、2回目のスペシャルドリンクをどうするか考えながらスタートした。

西浜小学校を離れると急な登りがまだ続くところで50キロ・・・。

50キロ 5時間55分15秒 44分04秒

エイドでは5分くらい話をしたり、スペシャルを作ったり、補給したりで結構時間を費やした。まあ許容範囲の遅れなので、次のラップで修正しよう。峠の急なヘアピンカーブを曲がり、緩やかな感じになったところで走り始めた。頂上にはトンネルがあり、その先が西湖だ。

スペシャルだが、本栖湖の到着時にピックアップするのが妥当。ここには後半用の着替えが用意してある。これを着替えずして12キロを走り80キロを迎えられるだろうか?着替えだけでなく、後半用の補給食も入れ替える予定だ。

こんなことを考えていると西湖の走りは安定してくる。

しかしここへ来て風がランナーの前に立ちはだかった!突風に近い風がコーナーを曲がる度に吹き荒れる!前を行くランナーは皆、前傾姿勢になっていて、今にも倒れそうだ!そして皆、帽子を押さえカラダが押し戻されている。毎年風の強い西湖。帰りはこの方向で追い風になればいいなと期待した。

風の影響を受けながらも西湖は順調!写真ポイントもありお客さんランナーと集団で走りペースを作る。会話はあまりないが、カラダで対話している感じだ。
西湖撮影


55キロ 6時間30分57秒 35分42秒

西湖の終わりが見えてきた。『自分はトイレに!』4人くらいの集団が個々に分かれ、同じようにトイレへ行く人、少しでもアート鈴木の前にと先を急ぐ人、それぞれだ。これがウルトラには大事!併せることも疲れてしまうので、リズムが良い時にはリズムを重視しよう。

ここからうどんエイドの野鳥の森までは約1キロの登り。50キロ以降はキロ8分以内ならば貯金なのだが、うどんを食べることで時間を費やすのでしっかり走りながら進む。

緩やかな下りに入るとその先にうどんがある。毎年うどん渋滞が発生し、ランナーの列ができる。その列が見えてきた。
うどん渋滞 112キロ2位のお客さん

こちらのうどんはこの渋滞に急かされてか?少し半生の状態が多い(笑)。それでもお腹に溜まるうどんと汁が美味しい。あまり長居はしたくないので先に向かい歩き始めた。

シューズの紐を直そうとした時、いつもサロマ湖で一緒のへろへろの応援隊が声を掛けてくれた!ありがとうございます!今回は家族の応援がないので心強い!

うどんエイドから国道まではまた登りが中心だ。走れない登りではないのでゆっくり進む。この辺りから100キロ・72キロだけでなく112キロのトップランナーも戻ってくる!まるでフルマラソンのようだ!こちらはまだ60キロ手前。本栖湖を廻るのさえうんざりなのに・・・。

国道に戻るとその先は緩やかな下り坂。精進湖までは登りはない。向かい風も木々に覆われているので、気にならない場所だ。青木ヶ原樹海大橋に掛かると吹き荒れるだろう。

60キロを迎える前に給水所がある。食べ物はあまりないのでサイダーだけ飲んでスタートした。そして樹海大橋へ!

するとカラダに異変が・・・!気持ちが悪くなってしまったのだ!お腹にうどんやらサイダーやら溜まっている感じが強い。このケースは初めてではない。消化吸収が間に合っていないのだ。

この場合、自分は胃を押して少し逆流させたり、ゲップをすることで解消できる。しかし今回はなかなかゲップが出ずに気持ち悪さが先行した。下りにも拘らず走れない。まずはお腹をさすり・・・最終的には戻したりはせずゲップで気持ち悪さは治まった。

60キロ 7時間18分32秒 47分35秒

標識通りにタイムを計ったのだが、ずいぶん掛かり過ぎな気もする。橋を渡りきり赤池のエイドで『ここは何キロですか?』と確認するも、分からないと言う状況だった。

仕方なく気持ちを切り替えて走り出すここがまだ60キロ過ぎならば、本栖湖まではあと8キロ。約1時間掛かる。まずは本栖湖に到着すれば確認できるので、先を急ごう。この先のエイドは精進湖の終わりに国道に戻るまでない。5キロ先となるはずだ。

65キロ 7時間58分25秒 39分52秒

赤池のエイドを含みこのタイム。と言うことは表示通りの距離であっているようだ。

エイドではウエストポーチの中身を確認する。フラスコのカーボショッツはあと少しと1本別に入っている。オキシショットはあと1/3程度。かなり積極的に消費してきた証拠だ。ここではカーボショッツのフラスコ分とオキシショットを摂った。

残りは3キロ!もうすぐ本栖湖だ!国道を渡りやや登りの道を行く。折り返しのランナーも増えてきた。

65キロの通過から考えると、3キロ21分で8時間20分経過。本栖湖は68キロで、回り切って80キロだ。本栖湖1周は頑張っても1時間25分は掛かる。

80キロを10時間で通過するには到着してすぐに出発してもギリギリだ。昨年の失敗を繰り返さないためにも、先を急がず8時間30分の出発を決めた。

本栖湖に向かう道は1人旅だった。前を行くランナーはいたが、並走するランナーもいなかったので集中して走ることができた。

本栖湖に行く地下道を過ぎまもなく68キロ。時間は8時間20分を経過したところだった。下りに入り再び楽天ブロガーの皆さんから応援を受け、エイドに到着した。

09チャレンジ富士五湖112キロ完走記第2章


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